会報ヒューマンサイエンス表紙(VOL.23)
Volume 23/january 1 ~     ステンドグラス ; アラビアの様々な治療法
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January 2011
VOL.23/NO.1 (January 2012)

アッ・ザフラーウィーが書き残したとされる『外科の書』はギリシャとビサンティンの医学的知識(技術)を正確に書き写したものとして評価されている。 本図の「焼きごて」による焼灼療法などはメスの代わり又は消毒のためにつかわれたと思われるが、後世の外科医たちに「焼灼療法の誤った使用法は恐ろしい結果を招いた」と酷評された。
April 2012
VOL.23/NO.2 (April 2012)

今回の絵も焼きごて療法で術者は細長い管に通した灼熱用の器具を患者の口中に差し入れ、歯槽膿漏の患部を焼却治療している。中世イスラムでは外科医の仕事は医師のなすべき仕事としては認められていなかった。一二六八年に理髪外科医の拠り所として設立されたサン・コーム学院がルイ一五世により再組織され、その後外科医のための王立アカデミーが設置されて、外科医学の社会的地位はようやく認められた。