日本医療研究開発機構研究費 創薬基盤推進研究事業

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◎研究課題名: 革新的な治療薬の創出に向けた創薬ニーズ等調査研究

 本研究は、賛助会員企業の研究者が参画する調査班により、有効な治療薬のない疾患等の創薬研究に資する研究開発動向等を調査することにより、当該分野の治療薬開発を志す産官学の研究者に情報発信し、患者さんのQOLや満足度の向上、日本の医療技術の更なる向上に向けた医薬品創製を推進することを目的としています。

 公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団(以下「財団」という。)は、設立以来30年以上にわたり、医療ニーズ調査に代表される創薬に資する調査研究とセミナーによる情報発信と厚生労働省所管の国立医薬品食品衛生研究所等と官民共同研究(平成25年度迄)を実施・推進してきました。実施に際しては、賛助会員の製薬企業等の研究者の協力の下、産官学連携と評価技術基盤の開発の視点を調査の最重点として、基礎研究、関連の新規技術研究、臨床の研究者との医薬品開発に向けた真に役立つ情報交換の場を提供して参りました。28年度までの委託研究(産学官連携研究の促進に向けた創薬ニーズ等調査研究)では、医療ニーズ調査、将来動向調査、規制動向調査、国外調査、創薬資源調査の5つの調査研究、セミナーにより情報発信を行ってきました。本研究では最新の医療ニーズを明らかにし、有効な治療薬のない疾患等への創薬の方向性を示すことにより、実用化の最終段階を握る製薬企業の開発戦略に一石を投じ、製薬企業の創薬戦略に影響を与える最新の技術や関連する規制動向を明らかにし、実用化の促進につなげるために以下の活動を行います。

○医療ニーズ調査班

 創薬に取り組むべき治療薬のない疾患を明らかにする医療ニーズ調査を行い、創薬ニーズや創薬に向けた診断・治療動向を明らかにします。

○創薬技術調査班

 創薬標的の枯渇がいわれる中、医療ビッグデータやAIを含むICT技術等革新的技術の創薬への活用が必須であり、国内外の専門家等から最先端の創薬技術や関連する規制動向を調査し、創薬に資する技術や戦略を明らかにします。

 本研究は財団がこれまで長年蓄積してきた人脈・経験とノウハウを活用し、製薬企業の研究者が参画することにより創薬の現場へ戦略・ニーズを直接反映できること、医療ニーズ調査は過去5回の実績、国外調査は30年にわたる国外研究機関との接触に係るノウハウやNIH、EMA等世界をリードする機関の訪問実績、その結果形成された強固なネットワークが特徴です。調査に際して医薬の研究開発者の視点を生かし、産官学の研究者との濃密な対話、情報共有・発信により創薬に向けた取組みを進展させます。


◎研究課題名: 革新的な医薬品・医療機器等の最適な実用化促進のための評価技術基盤の開発

 下に掲げる各研究課題に係る研究成果活用に向けて、成果発表会の開催等を行います。その他、国立医薬品食品衛生研究所との官民共同研究を促進する取組みを実施します。

○次世代医薬品の効率的実用化推進のための品質評価技術基盤の開発

研究開発代表者:国立医薬品食品衛生研究所薬品部長 合田幸弘
テーマ:研究成果の活用
 (研究開発分担者:(公財)ヒューマンサイエンス振興財団理事長 高柳輝夫)

○革新的医薬品等開発のための次世代安全性評価法の開発・標準化と基盤データ取得

研究開発代表者:国立医薬品食品衛生研究所医薬安全科学部長 斎藤嘉朗
テーマ:研究成果の活用
 (研究開発分担者:(公財)ヒューマンサイエンス振興財団理事長 高柳輝夫)

※お問い合わせ先:創薬基盤推進研究事業事務局(Tel: 03-5823-0361, e-Mail: jhsf@jhsf.or.jp)